ーふるさとの山:眉丈山(びじょうざん)と手前は邑知潟(おうちがた)ー 


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8月の歌/ ’12

ー跳ねてゐるー
 
カーテンの隙より差せる春曉の明るさにゐてまなぶたを閉づ
 
(さん)11いちいち)大地が揺れたあの日より東と西に区切られた日本
 
花弁(はなびら)のそのひとひらになりたしや今年の桜待ち焦れたり
    
地震(なゐ)でも起きて死にたしと呟きつその三日後にかの日は来たり
 
らふそくの炎を囲みにき子ども時代 寒ざむとした計画停電
 
雨が雨いざなふやうにふりだしぬ饒舌なりや六月の空は
  
あめの中傘さし歩くのが好きで少女の頃の赤き雨靴
 
蝉穴に水入るるあそび(とほ)き日の樹下とふわれのさみしき居場所
 
年ごとに暑くなる夏()ういへば蚊の襲来はいまだあらずも
 
八月も終はるといふに被災地の行方不明者まだ四〇〇〇を越ゆ
 
ふくしまの未だ見えざる明日なり道なきみちを牛らさまよふ
 
原発の土地より少し距離ありと安堵する吾がもつとも怖し
 
雲ながれモノクロの街のかたすみをスポットライトのごとき日は差す
 
薄明の空にスタンプ押したやう 昨夜の満月白白とあり
  
飯碗の内に描かれしウサギ二羽食むとき洗ふ時跳ねてゐる

 
 
「音」創刊30周年記念号
2011年5月入会、初掲載の8月号より2012年4月号までの
自選20首のうち15首掲載される☆
 

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游(ゆふ)

Author:游(ゆふ)
いらっしゃいませ♪
ン十年前はこんな風でした。
  (少しおまけあり♪)
好きな文字 「樂・游」
樂をして楽しく
游ぐように遊びたい。
「音」所属

 
 
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